SAGYO

風景をつくる野良着ブランド「SAGYO」のブログ

おそらく日本唯一の和服ベースの作業着メーカーSAGYOです。

はじめまして!野良着メーカーのSAGYOです。

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わたくしたちは、日本の作業着としておそらく日本唯一の和服をベースにした野良着の開発生産をしている小さなメーカーです。おそらく、と書いたのは、ごく稀に単発で野良着の形を生かした服をつくるケースはありますし、もんぺメーカーもあるからです。

国産で、日本古来の形を備えた野良着を、是非とも日本の農家の方々に、野良仕事に使っていただきたい、という意気込みで2015年にスタートしました。

実際に農作業で使ってみて動きやすさ丈夫さをテストして改良に励んでいます。主に岡山県の工場の方々と協力して縫製し、日夜良い素材を探しては小ロット生産で作業着価格で野良着を作っています。

ポケットが多いのが特長で、ペン入れはもちろん、農作業中に写真を撮るスマートフォンや突然の来訪にも名刺を入れておける大小ポケットがあり、手ぬぐいを引っ掛けるループなんかもあります。

伊達羽織、野良半天、どんざ、もんぺ、野袴など生地選びに注力した品物です。作業着価格にできる素材の良い生地を倉庫から発掘してつくっています。品切れになると同じものは作れないことが多いですが、一期一会が買い物の醍醐味ということで機会があればぜひとも使ってみていただきたい。

和服に限らず服は同じパターンでも生地が変わると全く着こなしが変わります。作業着テイストのおしゃれ街着になってもいけませんので、工夫しておりまして、生地は倉庫に眠っている生地を発掘して生産しています。

これにより作業着である、と言える価格にしています。ですので、是非とも何かしら作業する前提で使ってもらえると嬉しく、購入された方はぜひ作業中の写真をお送りください(Instagramで#SAGYOで投稿でも歓迎です)。

 

申し遅れましたが、私はSAGYOディレクターの伊藤洋志と言います。京都の大学時代に現代で着れる着物の研究開発をサークルでしておりまして、農学部の実習ではナイロンの作務衣などを着て森林実習に励んでおりました。

十年の構想を経て、野良着メーカーを立ち上げた次第です。生業は、仕事をつくる仕事ですが、季節で動く遊撃的農家などもしていて、農作業や家の改修作業もよくやります。

身のこなしが軽快になる道具として機能し、風景をつくっていくような衣服を世に届けて参りたいと思います、どうぞよろしくお願いします。
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(SAGYO伊藤洋志)
※SAGYOの装備は、オンラインストアと各地開催される試着即売会イベントでのみ買うことができます、店舗はありません。